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環境と生き物 虫たちは大自然からのメッセンジャー

豊かな自然環境で育ったお米はやはりたくましい!

「あなたの健康と大地の健康は同じである」ドイツの農学者 ウェンデル・ベリーの言葉です。また日本にも「身土不二」ということばがあり、土と身体が一体だという自然の捉え方がありますね。

あなたとあなたの大切な家族のからだの一部となる食事。
とくに主食のお米を、古来よりいのちの象徴として私たちは大切に受け継いできています。米を育む田んぼが、健全であれば、育つ稲も健全になり、そこで生まれるお米をいただく私たちもその影響をうける。
しごく、あたりまえなこと。でも、そんなあたりまえなことを、わたしたちが手放して多くの時間がたちました。
それでも、そんな主食から少しずつ私たちのこころとからだと大地の健康を取り戻す選択があるとしたら、あなたも興味をもたれるのではないでしょうか。
自然栽培の田んぼにはツバメや白鳥、トンボやホタル、タニシにドジョウ、カエルやクモなどさまざまな生物が帰ってきます。石川県の自然栽培農家橋詰善庸さんの田んぼには、たくさんの白鳥が降りたちます。近くにラムサール条約で保護された湿地がありますが、そこよりもどうしたわけか橋詰さんの田んぼに降りてくるといいます。野鳥の会の方々が調査に訪れるというほどです。白鳥は土をついばんで稲や草の根やそこに住む生き物を食べていきます。きっと豊かな生態系が再現されているのでしょうね。

そしてバランスのとれた生態系では、稲が病気になったり、虫の被害にあったりすることは少なくなります。稲は、肥料を使わない環境で、ますます稲のもっている本来の「いのち」が引き出されるかのようにたくましく生きます。しっかりと根を張り、虫や病気に負けることなく、生き抜いて次世代につなぐ実を結びます。この生き方が「ほれぼれするのだ」と自然栽培に取り組む農家さんはいいます。そうしてできた「種」=「米粒」には、たくましくいきた稲の一生がつまっています。

害虫ではなく、大自然からのメッセンジャー

自然栽培の稲のたくましさを知る面白い実話があります。

ウンカという虫をご存知でしょうか。一般的に稲の害虫といわれる小さなハエのような虫です。稲の害虫であるウンカは、成虫も幼虫も稲の茎や葉にストロー状の口針を刺して吸汁します。稲を枯らしたりウイルス病をうつしたりして被害を起こすといわれます。江戸時代の「天保の大飢饉」や「享保の大飢饉はウンカの影響といわれています。

農薬の発達のおかげで発生が少なくなっていたのですが、2005年ごろから薬の効かないウンカが増えています。ウンカは中国や東南アジアから渡ってきます。が、日本だけでなく中国や東南アジアでの農薬使用量の増加にともない、薬剤耐性ウンカが増えているというのです。ウンカだけでなく、薬剤耐性のいわゆる「害虫」や「病原菌」が増えています。どんどん強い薬を使わなくてはならなくなっているという大変な状況があります。食糧自給の観点からも農業の底上げはとても重要なことなのですが、農家さんの農薬・肥料などへの資材負担はますます増えている状況です。

2013年、九州・中国地方ではウンカが大発生して、大打撃をうけた農家さんも出ました。資材店から農薬が売り切れるほど、多くの薬が撒かれたにも関わらず、その被害はとめられませんでした。

そんななか、自然栽培の農家の田んぼは軒並み、ウンカの被害が極めて少なかったのです。

ウンカの害にあう一般栽培の熊本県の田んぼ

ウンカの害にあう一般栽培の熊本県の田んぼ

近くの自然栽培の田んぼウンカの害がない

近くの自然栽培の田んぼウンカの害がない

熊本県  冨田親由さん
30haくらいの被害が菊池市で出ています。私自身は20年間やってきて、ほとんど収穫に影響する被害を受けていません。田んぼだけでなく苗作りの土に肥料を使うかどうかでも差が出ています。
福岡県 松本一宏さん
福岡県  松本一宏さん
秋口から大発生し、品切れになるほど農薬が撒かれました。しかし被害を防げず多くの田で稲が倒れました。幸い私の田んぼは大きな被害もなく倒れた稲に囲まれポツンと残こりました。
山口県 石田卓成さん
山口県  石田卓成さん
西日本ではウンカの食害でボロボロの田がたくさんあります。うちは大きな害もなく収穫できました。感謝の気持ちで一杯です。肥料をやると根が育たず軟弱になるのだと思っています。

同じ自然栽培農家さんでも、ある違いが出ています。田植えをする前に稲の苗を育てるために使う土があります。その土に肥料が入っているか・入っていないかでも、ウンカに食べられる比率が変わってくるのです。一般にお米作りは苗半作といいますが、自然栽培では苗8割です。稲のいのちのスタートをどのようにはじめるか、農家さんの愛情と技術は、年々磨かれています。
自然栽培の稲はたくましく、生産者は大自然からのメッセージに耳を傾け稲の声を聴きながら稲の手助けという作業をされています。


なぜ害虫や病原菌が「来る畑」と「来ない畑」があるのか?

子供が好きなカブトムシ。子供のころよく採りにいきました。 カブトムシの幼虫が好む場所があったことを、ご記憶の方は多いと思います。カブトムシは未分解の草木が朽ちた土層を好みます。そうした草木を食べて分解してくれているわけです。

そんなカブトムシが、自然栽培の畑の堆肥置き場にいます。でも、となりの1メートルも離れていない畑には、一匹たりともいないのです。隣接している野原にもまったくいません。どうしてなのでしょうか。それは畑や野原が、彼らの生きていける環境ではないからです。

害虫と呼ばれる虫たちも同じなのですね。

前述のウンカについていえば、ウンカの好む環境が被害を受けた田んぼにあったということになります。その違いが肥料だったということです。いわゆる害虫や病原菌は肥料や農薬などによってバランスを崩した環境を好みます。つまり肥料を使う限り虫たちとの追っかけっこは続くのです。肥料と農薬によって生態系の変化がますます助長されてしまいます。ウンカ以外にもそうした例がたくさんあります。

現在の農地は限界点にさしかかり始めていると思います。

それこそ、農薬をどれだけ撒いても、病原菌にやられてしまう例がたくさんあります。

ここまで農薬や肥料を使う農業をやってきて、いきなりすべての農産物に農薬や肥料を使わなくすることはリスクがともないます。自然栽培もすぐに結果が出ないからです。土の力を取り戻すには、これまで過剰に使ってきた肥料や農薬を土から取り除く必要があります。過去の清算をする必要があるのです。そのためには時間がかかります。だから一部からでも、自然栽培に切り替えていくことを農家さんにはお伝えしています。そして食べる方にも一部から少しずつでもいいので、試していただければと考えています。


一膳からはじまる喜びの連鎖

自然栽培のお米の平均収穫量が1反(300坪・990屐謀たり300kg。1kg食べていただくだけで、1坪(3.3屐砲量明僂1年間、肥料・農薬に頼らない農業ができます。さまざまな生物が返ってくる田んぼを守ることができるのです。 もし毎月5kg×12ヵ月=60kgを年間召し上がっていただれば、60坪の面積をあなたの健康とともに守ることができます。震災と原発事故以降、私たちの選択が未来をつくることを私たちは知っています。

食べた米をはじめとする生き物の「いのち」と私たちは一緒に生きていくことになります。そのいのちの育まれる大地、そして田畑を健全にしていく。私たちが健康になり、その食を美味しく感じ、喜びを持つようになれば、大地もまた喜んでくれるのではと感じています。

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